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殺人住宅

2010/08/30 Mon 11:16

台湾では、人の殺された物件は「殺人住宅」と呼ばれ、死者の霊魂がその場に残り続け、住人を苦しめて不運をもたらすとして避けられるのが普通でしたが、昨今は状況が少し違うようです。

不況から回復しつつある台湾では不動産価格が再び上昇を始めており、経済的な理由で「殺人住宅」を選ばざるを得ない人もおり、また、殺人住宅は市場価格より20~50%安いので、宗教的なことをあまり気にしない人や慈善団体、投資家などの人気を集めることもあるそうです。

わざわざそういった殺人住宅を売り買いするために情報を集める人も増えており、ある広告には1万を超えるアクセスがあったとのこと。


また、旧暦の7月「鬼月」は、この世にたくさんの亡霊が戻ってくるとされており、この期間中に新居を買うことはタブー視されてきましたが、最近は大半の人びとが無視するようになってきたようです。

台湾でも、古い信仰があまり重視されなくなってきたという面があるのでしょうね。

渋谷:O
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